「ハイリハ東京」高次脳機能障害の実態

 (2)半側身体失認(身体の認識の障害)

 自分自身の身体像(イメージ)が歪んだり、身体の一部を自分のものでないように思っていたり、まひがあるのを認めないなどの症状があります。まひ側がないように振る舞ったり、まひが軽いのに使わないなどの状態も見られます。

当事者達・家族達のコメント

ついつい左手は使わないで膝の上においたまま、右手だけで食事をしている事がよくあります。

たまに手が自分の手で無いような気がする。

時々忘れて左手で食事をする事が多いので、注意すると右手を使うようになりました。

文字を書く時、右手を使って書きますが、左手は紙を押さえようとしません。左手を使うよう(押さえるよう)指示しても、すぐに引っ込めます。・・・右脳と左脳をつなぐ脳梁(のうりょう)の役目をする神経が切れかかっているのではないかと診断されました。・・・

─(2)半側身体失認─

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